コラム
「てらひなBB」 #45
遠藤選手の復帰というクリスマスプレゼント!そして帝京長岡高校ウインターカップ準優勝!
みなさん、こんにちは!てらひなこと寺田陽菜です!
2021年もあっという間で、今回のてらひなBBが今年最後の更新になります!
皆さんにとって2021年はどんな年だったでしょうか?
私は反省ばかりで、あの時こうしていれば良かったとか。。。その思いを2022年にぶつけて頑張って行こうと思います!
さて、我らがアルビBBは只今16連敗中と大苦戦。まずはなんとか1勝!連敗脱出と行きたいところです。
【広島戦ドラゴンフライズ戦】
今シーズン川崎から辻直人選手、青木保憲選手を獲得し、補強に成功したチーム。逆に広島からアルビBBに移籍した岡本飛竜選手、チリジ・ネパウエ選手にとっては古巣との一戦ということもあり、活躍を期待しました!
試合はゲーム1、ゲーム2共に前半まで善戦しますが、やはり魔の3Q、一気に引き離されてしまう結果となってしまいました。
そんな中でもイケメンロスコ・アレン選手が前節島根戦で鼻を骨折と心配していたのですが、保護マスクをつけての強行出場!
2試合合計35Pとエースとして大活躍! まさに鉄人、チームの柱のプレーを見せてくれました。
【滋賀戦レイクスターズ戦】
今回は、アレン選手は大事を取って不出場に。しっかりと治してまた素敵なプレーを見せてもらいたいです!
さて、試合ですが、滋賀と言えば今シーズン、アルビBBから柏倉哲平選手、林翔太郎選手が移籍したチーム。昨シーズン両選手はコート外でもNGT48とのコラボ活動に参加してくださったり、「ちっちゃいもんくらぶの放課後」公演初日に応援ムービーを送っていただいたり!
そんな柏倉選手と林選手との対戦ということで、もちろんアルビBB全力応援!は変わりませんが、お二人の活躍もひっそりと応援していたところ、、、
まさかの大活躍!!(泣)
なんだかとても複雑な気持ちになってしまいました。
そんなお二人の活躍も大きく、滋賀戦も連敗に。
しかし、暗い話題ばかりではありません! 10/10以来、ようやく遠藤善選手が帰ってきました!
ゲーム1こそ持ち前のシュートタッチに微妙なズレを感じましたが、ゲーム2では見事に修正。得意のディープスリーを連続で決め、その存在感をアピールしました。
さらに綿貫選手、遠藤選手とスピードのある選手が揃ったことで、相手チームのディフェンスが整う前の早いプレーや、ドライブで切り崩してからフリーの選手へのパスなど、攻撃のバリエーションが増えたように感じます!
ロスコ・アレン選手が万全の状態で復帰し、チームケミストリーが高まれば!
いよいよ完全体アルビBBに期待が持てる試合となりました!
今回もファンの方に募集したバスケやアルビBBの事についての質問に答えていこうと思います!
Q.バスケの魅力ってなに?
A.最後まで結果が分からない所です!
例えば、野球やサッカーなどの他のスポーツで10点差がついたとなると、巻き返すのは難しいと思いますが、バスケの10点差は流れがくれば一気に巻き返すこともできるんです!
私も昔バスケをやっていた時に、絶対勝てないって思っていたチームに勝てた経験もあります。
格上のチーム相手でも、ハッスルプレイや意地のディフェンスから試合の流れを呼び込んで勝つ!ということも珍しくありません。実力はもちろん大事ですが、最後まで諦めない気持ちが運を味方にすることもあると思います。
もはや伝説として語られていますが、2017年の当時アルビBB五十嵐圭選手の試合終了残り2秒からの超ロングブザービーターは、「絶対に勝つ!」というチーム一丸の思いが起こした奇跡だと思います!
そして最後にもう一つ、高校バスケットのウインターカップで新潟県のバスケットファンにとって熱い熱い試合が行われました。
ウインターカップはインターハイと並ぶ高校バスケットの二大大会で、高校3年生にとっては引退大会となるため、掛ける思いもひときわ大きくなる大会です。
そんな今年のウインターカップの決勝に帝京長岡高校が進出しました!
なんと、新潟県のチームがウインターカップ決勝に進出するのは今回が初だったそうです!
対戦相手の福岡大学附属大濠高校は言わずと知れた名門中の名門。準決勝ではディフェンディングチャンピオンの仙台大学附属明成高校に勝って勢いのあるチームです。
大濠高校はとにかくディフェンスが堅く、チーム全員でリバウンドを取りに行く、まさに全員バスケといったチーム。そして要所でのゾーンプレスディフェンスにはまってしまうと対戦チームは何もできないまま試合が終わってしまうほど強力です。(ゾーンプレスディフェンスはフロントコートからゾーンを組んでプレッシャーをかけ、相手にシュートチャンスすら与えない攻撃的なディフェンスですが、チーム全体の連携と何より足を止めない走力が必要になる作戦です)
対して帝京長岡高校もディフェンスからリズムを作るチームで、守りきってからの速攻が持ち味のチームです。
身長205cm!のコネ選手はシュートブロックにリバウンド、ペイントエリアからのアタックと、まさにゴール下を支配します。そして、ここまでチームを引っ張ってきた、どこからでも得点できるエース島倉選手に注目していました!
試合開始からさすが決勝、両チームとも気迫のディフェンスで簡単に得点を許しません。特に大濠高校の早い戻りに帝京長岡高校は得意の速攻のチャンスをなかなか活かせません。
試合の流れはやや大濠高校かという時間が続きますが、帝京長岡高校は我慢我慢のディフェンスで引き離されずに食らいつきます。
すると第2Q、ディフェンスからの速攻のチャンスで、古川選手が1対2(2人も戻っている大濠高校の戻り早過ぎです)のシーンで難しいレイアップが決めてさらにバスケットカウントを獲得!
このプレーで大きく流れが変わったように思います!
第3Qに入り、いい流れのまま古川選手のディープスリーが決まり、この試合初のリードを奪った帝京長岡高校ですが、ここから先は意地と意地のぶつかり合い、両チーム一瞬も緩まないプレーでシーソーゲームのままあっという間に試合終了の時間まで。
結果は59対56の3点差で福岡大学附属大濠高校がウインターカップ王者になりました。
ゲームスコアを振り返っても、両チーム共に1クオーター内での最大得点が16点というロースコアゲームに。これは40分間コート上の選手誰一人集中を解かずに守り切った結果だと思います。こんなに凄い試合はなかなか観ることができないと思います!
本当に感動しました!
ウインターカップ決勝はバスケットLIVEで観ることができるので、皆さんにもぜひ観ていただきたいです!
帝京長岡高校の皆さんには悔しい結果となったもしれません。試合終了後、選手の皆さんが涙する姿に胸が苦しくなりました。
それでも、本当に感動と興奮をありがとうございました。準優勝おめでとうございます!
引退となる3年生の皆さんも、今後大学バスケットで、そしてBリーグ!での活躍を期待したいです! 応援しています!
引き続き、このてらひなBBで書いて欲しいことやバスケのこんな事を知りたいという事があれば、#てらひなBBをつけてツイートしてください!どんなに小さい質問でも大歓迎です!!
このコラムの感想も合わせて呟いてくれると嬉しいです!
それでは皆さん、今年も一年ありがとうございました!
新年1回目の更新では、NGT48が応援に行かせていただきます、アルビBB12/29横浜戦、1/3渋谷戦についてお伝えしたいと思います!
来年もよろしくお願いいたします!
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