コラム
「てらひなBB」 #30
質問コーナースタート!!
みなさん、こんにちは! てらひなこと寺田陽菜です!
今回は、今シーズンラストのアウェイ戦となった横浜ビー・コルセアーズとの2連戦のレポートをお届けします! 横浜は、今シーズンの開幕戦でも対戦した相手です。その2連戦では1勝1敗と互いに譲りませんでしたが、その後、両チームとも新戦力が加わるなど戦力的にもかなり変化があったので、今回の対戦はどんな展開になるのか、とっても楽しみにしていました。
会場には、横浜ブースターの気分を盛り上げたり、反対に対戦相手のブースターを威嚇するように、選手やコーチのパネルがたくさん飾ってあって、試合前から熱気が感じられました。その光景を見て、小学生の頃に観に行ったアルビBBの試合でのある出来事を思い出しました。会場に入る際に、観客全員に当時在籍していたスター選手のダバンテ・ガードナー選手の顔の“お面”が配られたんです。ブースターのみなさんがそのお面をつけながらアルビBBを応援する異様な光景でしたが、確実に対戦相手に威圧感を与えていました! でも、威圧感がすごすぎて、妹も泣いてしまったことを覚えています(笑)
【横浜ビー・コルゼアーズ戦/4月30日(金)】
この試合、#5アレン・ダーラム選手がコンディション不良の為試合には出ることができませんでした。ダーラム選手がいないとリバウンドなどインサイドが不安だなと思っていましたが、それをカバーするかのように選手全員でリバウンドやルーズボールを死守しようという姿勢が見えました。足りない部分をしっかりチームメイトが補えることが素敵だなと思いました。
前半は、点を入れては入れ返され、点入れられては入れ返すという展開で、アルビBBは3Pで点を重ねていきます。途中、#25ロスコ・アレン選手がパスカットから自ら得点するシーンがありましたが、その時に見せたロスコ・アレン選手の笑顔が、ずっと忘れられません。外国籍選手が試合中に笑顔を見せる場面はあまり見たことないですが、点を決めた時に今までに見た事がないアレン選手の笑顔を見ることができて、私まで笑顔になっちゃいました(笑)
後半も互いに譲らず、常に接戦に。そんなシビれる展開の中、私的に印象に残っているプレーは、#23佐藤公威選手のアシストからの#7五十嵐圭選手のシュート。相手選手だけでなく、観戦するブースターの視線をも置き去りにするくらい、一連の流れのスピード感が凄まじく衝撃を受けました!
公威選手と五十嵐選手のベテラン連携プレーは、ありそうなようで最近の試合ではあまり見ることがなかったので、レア感もあって嬉しかったです!
最後の最後、勝敗が決まるところで、ロスコ・アレン選手のフリースローが1本外してしまい、勝つことが出来ませんでした。ですが、アレン選手は今回の試合1度もベンチに戻ることなくフル出場を果たし、さらに得点数で見てもトップ。さすがロスコ・アレン選手だなと思いました。ダーラム選手を欠いていながらも、接戦に持ち込めたのは、間違いなくロスコ・アレン選手の力が大きいですね。
【横浜ビーコルゼアーズ戦/5月1日(土)】
3Qまでは、常に横浜が2点くらいリードしての状態が続きます。一見、第1戦と同じ試合展開にも見えましたが、第1戦ではアルビBBは3Pなどアウトサイドから攻めることが多かった印象でしたが、第2戦は積極的にインサイドを攻めていたと思います。外国籍選手はもちろん、#33林翔太郎選手、#19西田優大選手、五十嵐選手も果敢にインサイドを攻めて得点を重ねていました。
4Qは一気に横浜にリードを許してしまう嫌な展開でしたが、こんな時だからこそ頼りになる五十嵐選手の3Pが炸裂。流れが少しずつですがアルビBBに傾いて、まだまだイケると勇気を与えてくれます。実況の方も言っていましたが、五十嵐選手は41歳とは思えない機敏なプレーを毎試合見せてくれます!
横浜の#25竹田謙選手も40代ですが、本当に2人とも40代とは思えません! 竹田謙選手は2002年〜2005年にアルビBBに在籍していましたが、今シーズンをもって引退されます。2002年〜2005年というと、私がちょうど生まれたくらいの年です。その時から今まで現役として活躍され続けていたことを尊敬するとともに、アルビBBの長い歴史を感じます。試合の話に戻りますが、残り3分あたりでまた横浜が一気に得点を重ね、あっという間に10点差に。そして、そのまま試合終了となってしまい、連敗を喫してしまいました。
今回のてらひな的MVPは、#25ロスコ・アレン選手です! アレン選手はこの2試合1度もベンチに戻ることなく、フル出場。ものすごい体力だなと思いました(私がもしプロの試合に出たら1Qももたないかもしれないです...)。
そして、先日、アルビBBが2021-22シーズンのB1ライセンス交付が決定しました!(来シーズンも国内最高峰のリーグであるB1に参加することがリーグが認められたということです)。早くも、来シーズンが楽しみになりましたね! さらに進化したアルビBBが見られることに期待しています!
前回、てらひなBBでバスケについて教えてほしいこと等を募集したところ、たくさんのツイートをいただいて嬉しかったです!
その中から1つお答えします。
Q.初めて試合を観戦するときは、どこの席がオススメですか?
A.初めての方は、せっかくの会場観戦ですから、まずは「生の迫力」を楽しんでほしいです。ですので、1階席の選手ベンチの反対側がオススメです!
ボールが直接飛んでくることもあれば、ルーズボールを競った選手が近づいてくることもあります。選手同士のやりとりや息づかいが直接感じられる特等席です。
試合全体をじっくりと見たいという方は、2階席のセンターライン付近がいいと思います!
試合展開を俯瞰で見られるので、選手名鑑やルールブックを片手に観戦する初心者の方にも最適ですね。
ちなみに、私が1番好きな場所は1階席の選手ベンチの後ろの席です。タイムアウトの時などコーチからの指示を真剣に聞いている姿を間近で見ることが出来るのでとってもオススメです!
引き続き、このてらひなBBで取り上げて欲しいことや、バスケやアルビBBについて知りたいことがあれば、「#てらひなBB」をつけてツイートしてください! どんな質問でも大歓迎です!! このコラムの感想も合わせて呟いてくれると嬉しいです!
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