コラム
「てらひなBB」#10
ダブルオーバータイムよりもレアなこととは
みなさん、こんにちは!てらひなこと寺田陽菜です!
10回目となった今回は、私のミニバス時代のお話の続きと、Bye Week明けの新潟アルビレックスBBの試合レポートをお届けします。
両指骨折も無事に完治して迎えた秋季大会。私にとっては小学校最後の大会です。前回お話した通り決して強いとは言えない私たちのチームの対戦相手は、全国優勝を狙う新潟屈指の強豪でした。「負けて当然! 悔いの残らない様に全力でプレーするのみ!」と意気込んで、試合に臨みました。
私の意気込みが伝わったのか、試合開始のジャンプボールを奪い、速攻! チームメイトの華麗なレイアップシュートが決まり、(まさかの)先制点! 『行けるかも!』と思ったのもつかの間、得点板を見ると、『あれ?』相手チームに得点が入っている…。まさかのオウンゴールでした…。
その後は終始相手ペースで試合が進み、終わってみればダブルスコアで惨敗。負けはしましたが、悔いはありませんでした。結果はどうであれ、私なりに全力でゴールに向かい、チームのみんなと協力してプレー出来たからです。
バスケは一人ではできません。一緒に汗を流して頑張ってきたかけがえのないチームメイトはもちろん、保護者の方々やコーチのみなさんの支えがあってこそのチーム、そして自分。全ての人に感謝していますし、本当にバスケを通じて多くのことを学ぶ事ができました。この経験をNGT48での活動に活かしていきたいと思っています。
さて、先週のアルビBBはというと、アウェー3連戦というタイトなスケジュール。その上、#25ロスコ・アレン選手が怪我で欠場という厳しい状況です。こんな時こそ、#7五十嵐圭選手、#23佐藤公威選手、#32池田雄一選手の頼れるベテラン3人の活躍に期待です!
12月2日(水)に行われた秋田ノーザンハピネッツ戦は、ダブルオーバータイムとなる、とんでもない試合となりました! オーバータイムとは延長戦のこと。つまり、延長戦でも決着がつかず、また延長戦を戦ったという、とってもレアなことが起こったのです(ちなみに、先ほど書いたオウンゴールはもっとレアなのです…)。
もつれた第4Q、五十嵐選手の3Pシュートや新加入の#5アレン・ダーラム選手の活躍でアルビBBが残り約30秒で5点のリードと勝利目前。ところが、秋田のベテラン#51古川選手に3Pと2Pの連続得点を許してしまい、80-80の同点でオーバータイムへ。
オーバータイムももつれて、新潟3点のビハインドで残り時間5秒。もうダメか…というところで炸裂したのが、またまた五十嵐圭選手の3Pシュート! このシュートで95-95となり、またオーバータイムへ! 最後は、ベテランの活躍に刺激を受けた#33林翔太郎選手の3Pシュートが決まって秋田を振り切り、もつれた試合に決着をつけました(最終スコア 新潟110-秋田102)。勝ったと思ったら同点にされ、負けたと思ったら同点に。本当にバスケは最後の最後まで何が起こるかわかりません。(本当に凄い試合だったので、よろしければ バスケットLIVE で見逃し配信をご覧ください。)
五十嵐選手の凄いところは、ここで決めて欲しいというタイミングで確実に決めてくれるところです。やはりスーパースターは私達ブースターを楽しませてくれます!
過密なスケジュールの中、常にベストパフォーマンスを見せるベテラン選手。大事な場面で確実に3Pを決めてくれる五十嵐選手と池田選手、ディフェンス面でチームを支える公威選手。3人ともアルビBBには欠かせない選手だなとあらためて感じさせてくださいました。そして、秋田のベテラン古川選手のプレーにも感動しました。いつか、みなさんにコンディションを保つ秘訣などを聞いてみたいです!
週末のサンロッカーズ渋谷には連敗して、このアウェー3連戦は1勝2敗と残念ながら負け越しとなりました。でも、今週9日(水)は待ちに待ったホーム・アオーレ長岡での試合です! 千葉ジェッツとの対戦です!! 久しぶりのホームゲームで地元ブースターの応援を受けて、活躍するアルビBBを楽しみにしています! 私たちNGT48も参加させていただきますので、一緒に会場を盛り上げましょう!!!
今回の写真は、先日のLINE LIVEのときのもの。コラボグッズやメニューなど色々と発表があって盛り上がったようです。私もまた参加したいです!
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